このたび、医師、産業医、放射線技師等の医療関係者に対して、石綿（アスベスト）関連疾患の診断技術の向上を図ることを目的に、下記のとおり開催することとしました。

「石綿（アスベスト）関連疾患診断技術研修会」

　１．開催日時　　令和元年10月６日（日）

　　　　　　　　　（講義研修）　　　13：00～15：00   【生涯研修：専門　２単位】

　　　　　　　　　（読影実習研修）　15：00～17：00　【生涯研修：実地　２単位】

　 ※本研修会は、日本医師会認定産業医制度における産業医研修会として申請しており、

　　　受講された方は（講義研修）は生涯研修【専門研修2単位】、

　　　（読影実習研修）は生涯研修【実地研修２単位】の単位を取得できるようになります。

　２．開催場所

　　・熊本市国際交流会館　研修室１（熊本市中央区花畑町４号18番地　TEL：096-359-2020）

　３．研修対象者　医師、産業医、放射線技師等

　４．研修内容

　　　　　　　・　（講義研修）

　　　　　　　　　アスベスト関連疾患の診断と臨床について

　　　　　　　　　アスベスト関連疾患の労災補償制度について

　　　　　　　　　職場におけるアスベストばく露の形態と具体例について

　　　　　　　・　（読影実習研修）

　　　　　　　　　石綿（アスベスト）関連疾患の胸部画像の読影実習

　５．講師

　　・独立行政法人労働者健康安全機構　千葉労災病院アスベスト疾患センター長　由佐　俊和

　　・横須賀市立うわまち病院　呼吸器科　科長　　上原　隆志

　６．申込み　　下記申込書をダウンロードし、ＦＡＸ（096-359-6506）に送信してください。

　　　　　　　　  　申込書（WORD形式）

　　　　　　　　　  申込書（PDF形式）

　７．定員　　24名（定員に達ししだい締め切りとします）

4月9日に熊本市医師会館において、23名の産業医の先生方への研修会を実施いたしました。前半は、今回の「改正労働安全衛生法」において産業医の機能がいかに強化されるのかという観点で、センター副所長による研修を行いました。①産業医の独立性、中立性の強化　②産業医への情報提供のしくみ　③勧告に対する体制整備等について説明をいたしました。後半は、産業保健専門職による「法改正がよりわかりやすくなるための事例検討」について研修を行いました。参加された先生方によるグループワークは、日ごろの産業医活動を踏まえた活発な議論がされ、事例により法改正の理解がより深まったというご意見を多くいただきました。先生方の法改正に対する意識の高さを改めて感じました。